2022.11.10

大会当日の天候と装備、その他注意について

選手のみなさま
こんばんは、大会医療アドバイザーの金澤です。

9日現在の天気予報では、大会当日に日本上空を寒冷前線が通過する見込みです。
そのため日中は冷たい雨となる時間があり、また前線通過後は冷たい空気が入る見込みです。
高所では風が強まる可能性もあり、低体温症を引き起こす可能性がありますので、以下の点に注意してください。

・各エイドステーションで行える救護は最低限となります。暖かい場所（テントや暖房器具）の提供は行えません。必携装備に加えてエマージェンシーシートのような万が一のための保温シートの装備をお願いします。
・屋外での停滞は筋肉の動きがなくなり、低体温症に陥りやすくなります。休憩は短時間にしていただくとともに、疲労が強くてもなるべく歩くなどして止まらないように休んでください。
・低体温症の初期症状（悪化する全身の震え、道間違えなどの判断力の低下、全身の強い疲労感）が出現した場合は絶対に無理をせず、エイドステーションで棄権を宣言し、路線バスでの下山を検討してください。
・行動中の糖分補給が十分でないと低体温症に陥る可能性が高くなります。行動中は十分な糖分補給をお願いします。

低体温症の予防・対処についてご不安、ご質問がありましたら以下のフォームからお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
https://forms.gle/7PLezHqXnpQKh4KS8

日光国立公園マウンテンランニング大会
医療アドバイザー　国際山岳医　金澤英紀